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沢山の御質問、有り難うございます



このサイトが始まってから約3ヶ月半たちます。
これまでに様々な御質問を頂いているのに返答が出来なかった事をお詫び致します。
やはりここは順当にメールをもらった日付けが古いものから取り上げていきたいと思います。
ではさっそく、、、。


Q: " 原マサシ流、チューニングの極意 " を教えて下さい

A: たなかひでなおさん、御質問、有り難うございます。
 う〜ん、いきなりワンツーであごを打ち抜かれた気分である。
 これは難しい、、、チューニングですか?こまったなぁ。
 ギターを弾くにはまず張られた弦をそれぞれのKeyに合わせてやる必要があります。
 弦を引っ張ったり、ある程度弾き込むと弦が伸びてチューニングが落ち着いてきます、、、
 ってこんな事はどうでもいいんだよなぁ(笑)。
 このテーマは深い!おじさんわかる!その当たり前のチューニングがいかに大切か!
 チューニングなんて、、とバカにしている人は読まなくてよろしい。
 君はすばらしい才能を持った幸せ物だ!
 ぼく的にチューニングとはあまりにも広大で深いテーマなので
 どこから攻めていったらいいものか、、、非常に困っています。
 と、いきなり挫折していてはお先真っ暗です。ではぼくなりの考え方を2つ3っつ、、、。

 まず、チューニングを合わせるという考え方を捨てる事です。
 ぼくはエレキギターにおけるチューニングは似ていればよしと考えています。
 コードが気持ちよくギャーンと鳴っている事が大切です。
 って当たり前か(笑)。おじさん困った、ホントに困った。
 でもぼくは負けない!ではそろそろ真面目に、、、

 家で1人でギターを弾く時は6本の弦がコードを弾いた時、きちんと
 鳴るようにチューニングされていれば良いわけで、なにも6弦の
 開放の音がピッタリEだのDだのに合っている必要はありません。
 もし、何かのレコードに合わせて弾きたいのであれば、
 その曲のリフなりなんなりに合わせてチューニングをしていけばよい訳です。
 ただしこの時に気お付けて頂きたい事があります。
 昔のロックグループは、大抵鍵盤に音を合わせましたが、鍵盤のいない
 グループなんかはスタジオはともかくライブなんか結構適当です。
 よく若いチューナー信仰の深いギタリストが勉強の為に、
 古いジャズやブルース、ブルースロックをコピーしようとするのですが、
 チューナーを使い、完璧であるはずの自分のチューニングがレコードと合わないと言って
 「おまえの所は不良品を売るのか!」とレコード店に怒鳴りこんだなんていう話を耳に、、、
 はしませんが、その辺を理解していれば避けられる話です。
 要するに弦楽器だけで構成されるぼくらの様なロックバンドは、
 開放の音が弦楽器同士合っていればよいわけです(演奏が成り立ちます)。
 何も平均律上のAだのBだのに固執する必要はありません。
 ジョージパイもチューニングは貝瀬君の3弦(Aフラット)から始まり、そこからおのおの
 チューナーではなく弦同士で音を合わせあって決めていきます。
 そこで次にぼくのギターのチューニングの方法です。

 チューナーは使いません。この理由は後で述べます。
 ハーモニクスを使うやり方など様々ですが、この時ぼくは必ず、
 開放ではなく、数パターンのコードを押さえながらそれぞれのコードが
 一番気持ち良く響く" スウィート・スポット " を探し当てます。
 しかしこれはとてもじゃないけれども文章では伝え切れません。
 (スマン、話しが終わってしまった、、、)

 また、ステージにおけるチューニングの基本ですが、
 照明の熱は弦の敵です。伸び切った!と思っていた弦をも伸ばします。
 しかしこれも説明が難しいんですが、同じギターと長く付き合っていると、
 狂うタイミングや癖みたいなものがわかってきます。
 それとテクニック的な事ですが、ストラトキャスターであれば、
 派手なアーミングの際、戻した時に必ずどっかの弦(特に3弦)
 がシャープしますが、これもナットのケア以外に奏法で解決できたりします。
 アーミングから戻る際、必ず一度開放をならして、その瞬間次に移るべきコードを
 強く押さえてやります。弦が戻る際、ナットへの引っかかりを防いでやる訳です。
 これはタイミング的にかなりコツが要ります。
 他には、アーミングの途中に弦を手で引っ張りたわみをとってやる方法もあります。
 まあ、ぼくのストラトはフローティングさせていないので(スプリング5本のガチガチ)通常の
 ストラトキャスターよりもチューニングは落ち着いています。弦が切れてもビクともしません。

 しかし、こんなことはどうでもよいのです。ヘンドリックスを見たまえ!
 そこでこの際、せっかくですので、ぼくはこれからステージにおけるもっとも
 効果的なチューニング対策を皆さんに伝授します。ハッキリいって大技です。
 (これだけは教えたくなかった、、、)
 もし、皆さんがステージに上がる機会があって、気持ちよくなっている最中に
 御自慢の愛器のチューニングが狂ったとします。
 その場合まず、狂ったのが高音弦側の場合は即座に苦虫を噛んだ様な表情を作り、
 ゆっくり横に首を振りながら「シブミ」を演出して慌てている事を客席に
 悟られないようにします。また、6弦なんかの場合、そのときはあくまでも、
 「ベースの方が狂っている!」と言い切る事が大切です(泣)。
 スティーヴィー・レイ・ヴォーンは自分がポカをやると思いきりドラマーをにらみます(本当です)。

 そしてチューナーを使わずチューニングをするコツは?との事ですが、
 これはハッキリ言って慣れです。ぼくの場合はチューナーを使わないのではなく、
 使えないのでそうするより仕方がないのです。
 コツに関して言えばやはり基本となる6本の開放弦の音をきっちり頭に
 叩き込むしかありません。レギュラーチューニングしかりオープンチューニングしかり、、、。
 試しにお手元のギターのチューニングをめちゃめちゃにしてみて下さい。
 そして自分が大好きな曲でKeyがEのもの、例えばS.R.Vでしたら(彼の場合Eフラットですが、、、)
 プライド・アンド・ジョイのリフだけを頭の中でぐるぐる回して下さい。
 そしてハミングしながら6弦と1弦を合わせていき、その後例のハーモニクスなりなんなりの
 方法で全体を合わせます。チューニングが終わったら実際に曲をかけてみて、合っていれば
 もうバッチリです。この作業を色々な曲で、色々なKeyでやってみるとよいでしょう。
 ただし、ストラトユーザーはこの時、気を抜いてはいけません。
 合わせている途中でチューニングが物凄く狂ってきます。
 これを避けるために真ん中の3&4弦から外側に向けてチューニングする方法という
 のもありますが、それでもまあ気休めみたいなものです。
 これがイヤならロック式の物に変えるとかするとよいと思います。
   
  
 では最後にもう一つ。コードを押さえるという事は、かなり極端にいえば
 音をわざわざシャープさせている訳ですので弾き手がコードを
 強く押さえれば押さえる程、そして指板に大きなフレットが付いていれば
 付いている程ピッチが合いづらくなります(ぼくの事です)。
 プレイヤーそれぞれ、使っている機材も違いますしコードの抑え方も違います。
 人によっては、わざわざ真ん中の四本の弦を気持ちフラットさせる人もいます。
 細かい事言い出すと本当にキリがありません。
 したがってチューニングとは、演奏と同じで自分なりのスタイルが必要となります。
 だからできれば毎日沢山弾いて、できればベットの上でなく、
 セッションに出掛けたりして沢山ギターを弾いて、ギターとお友達になる事です。
 そうすればおのずとチューニングする機会も増えますしネ!

 最後にまめ知識をひとつ。
 電話の受話器(携帯も一緒)をはずすと " プー " という音が聞こえますね?
 あれはGです。現代版 " 音叉 " です。



めちゃめちゃ長くなってしまった。
本当はあともう二つぐらい取り上げるつもりだったんだけど、、、
まあ次って事で!
おそらく「そんな事わかってるよ〜!」と思われた方もいたかもしれない。
でもぼくは、なるべくギターを始めたばかりの人にも、そして
「ギターは弾かないけれどロック、そしてギターが好き」という人にまで
楽しんで頂ける様に書いていきたい。
ご意見やご感想があればどんどん頂きたい。
なるべくそれらを繁栄させていくつもりです。

このサイトは例えば、暇で、酔ってて、給料前で、久しぶりに実家に電話したら
" どちら様ですか? " と言われてしまったような夜に(←ぼくです)、
「あのアホ、今日はなにろくでもない事を書いているのかな!」
なんてのぞいてくれる、そんな感じになればイイなぁと思っています。
もちろんぼくにわかる範囲の技術的なことも織りまぜていきますので、、、。

では、


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